犬の冬用ベッドの選び方|電気を使わない保温の仕組みとおすすめ5選
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犬の冬用ベッドは、寒い季節に愛犬の体温を逃がさず、安心して眠れる寝床をつくるためのベッドです。なかでも、電気を使わずに保温できるベッドは、コードや電源を気にせず置き場所を選べ、留守番中も使いやすいのが利点です。
この記事では、犬が寒いときのサイン、電気を使わない保温の仕組み、素材・形・厚み・サイズの選び方、体格や年齢別のポイントまで解説します。電気を使わずに暖かく過ごせる、冬用ベッドのおすすめ5点もあわせて紹介します。
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おすすめ商品へ- 犬が寒いかどうかは、震え、体を丸める、動きたがらないなどのサインで見分ける。環境省も、寒さの目安として震えを挙げている
- 電気を使わない保温は、「体温を逃がさない素材」「囲まれる形」「床からの冷えを遮る厚み」の3つで決まる
- 子犬・シニア犬・小型犬・被毛の薄い犬は、寒さの影響を受けやすいため、囲まれる形と厚みを重視する
- 暑すぎにも注意。犬が自分で出入りして温度を調整できる形を選ぶ
目次
犬が寒いときのサインと、寒さの影響を受けやすい犬
犬は人より寒さに強いと言われることもありますが、実際には犬種、年齢、被毛、体調によって差があります。環境省の解説でも、犬猫は品種だけでなく、年齢や健康状態に応じた温度管理が必要とされ、寒さで健康に支障が出るおそれの目安として「震え」が挙げられています。(出典:環境省「動物の飼養又は保管をする環境の管理に関する事項」)
寒いときに見られるサイン
- 体を小さく丸めて、足やしっぽを体に寄せる
- 震える
- 動きたがらず、寝床から出てこない
- 布団やブランケットの下にもぐり込む
- 足先や耳が冷たい
寒さの影響を受けやすい犬
- 子犬:体温を保つ力が十分でないため、冷えやすくなります
- シニア犬:体温調節がしにくくなり、関節への負担も増えます
- 小型犬・被毛が薄い、短い犬:体が小さく熱を逃がしやすい傾向があります(チワワ、トイプードル、イタリアン・グレーハウンドなど)
- 体調に不安のある犬:持病がある犬は、獣医師に相談してください
寒さのサインが続く、元気や食欲がない、体が冷たいといった場合は、ベッドの見直しだけで済ませず、獣医師に相談してください。ここに挙げた内容は一般的な情報であり、診断ではありません。
電気を使わない保温ベッドとは?暖かさを保つ3つの仕組み
電気を使わない保温ベッドは、ベッド自体が発熱するのではなく、犬の体温を逃がさないことで暖かさを保ちます。仕組みは次の3つです。
① 体温を逃がさない素材
起毛素材やボア、中綿が入ったタイプは、体のまわりに空気の層ができ、体温が逃げにくくなります。薄い生地は、床の冷えを拾いやすくなります。
② 体を囲んで熱を逃がさない形
フチが高いタイプや、屋根のあるドーム型は、体温で暖まった空気がベッドの中にとどまりやすくなります。
③ 床からの冷えを遮る厚み
犬は人より低い位置で生活しているため、床の冷えを感じやすくなります。ベッドに厚みがあると、床の冷たさが体に伝わりにくくなります。
電気を使わないことの利点
電気を使うタイプは、コードをかじったり、尿で濡らしたりする事故に注意が必要です。NITE(製品評価技術基盤機構)は、ペットによる事故61件(2013〜2022年度)のうち約9割が火災に至ったとし、ペットが電気製品に排尿したり、電源コードをかんだりして起きた事故もあると報告しています。(出典:NITE「“もふもふプッシュ”にご用心~「ペットによる火災事故」を防ぐポイント~」(2024年3月))電気を使わない保温ベッドなら、こうした心配が少なくなります。
犬の冬用ベッドの選び方|6つのポイント
ポイント① 素材:起毛・ボア・中綿
肌ざわりがよく、空気を含む素材が向いています。ただし毛足が長いと、抜け毛や汚れが絡みやすくなるため、洗いやすさもあわせて確認してください。
ポイント② 形:囲まれる安心感
丸まって寝る犬には、フチのあるタイプやドーム型が向きます。体を伸ばして寝る犬は、フチが低めのタイプのほうが窮屈になりません。
ポイント③ 厚み:底付きしないか
薄すぎると、犬の体重で潰れて、床の冷えが伝わります。中材がへたりにくく、厚みを保てるものが向いています。
ポイント④ サイズ:大きすぎない
大きすぎると、体温でベッド内が暖まりにくくなります。体長の1.2〜1.5倍を目安に、愛犬の寝姿に合わせて選んでください。測り方は犬用ベッドの選び方で解説しています。
ポイント⑤ 洗いやすさ
冬は暖房で乾燥し、抜け毛や汚れも目立ちます。カバーが外せる、または丸洗いできるものが、清潔を保ちやすくなります。
ポイント⑥ 出入りのしやすさ
シニア犬や足腰が弱い犬は、入口の段差や縁の高さに注意します。出入りしやすいほうが、暑くなったときも自分で出られます。
冬用ベッドの形別の違い|ドーム型・フチ付き・マット型
| 形 | 保温の特徴 | 向いている犬 |
|---|---|---|
| ドーム型 | 屋根があり、体を覆って熱を逃がしにくい。囲まれると落ち着く犬に向く | 小型犬、寒がりな犬、暗い場所が好きな犬。一覧はドーム型ベッド |
| フチ付き(ラウンド・カドラー) | 縁が体を囲み、あごを乗せやすい。出入りもしやすい | 丸まって寝る犬、中型犬。一覧はクッション型ベッド |
| マット型 | 平らで体を伸ばしやすい。厚みと素材で保温性が決まる | 体を伸ばして寝る犬、大型犬 |
| ソファ型 | 背もたれがあり、体を預けやすい | あごや体を乗せて寝る犬 |
布団や座布団のように、体にかけられるタイプを探している方は、犬用座布団・冬布団の選び方も参考にしてください。
体格・年齢別の冬用ベッドの選び方
小型犬・短毛の犬
体が小さく熱を逃がしやすいため、ドーム型やフチの高いタイプで囲まれる形が向きます。短毛のイタリアン・グレーハウンドの冬の寝床は、イタグレのベッドの選び方も参考になります。一覧は小型犬向けのベッドです。
子犬
体温調節が未発達なため、冷えに注意します。成長が早いので、洗いやすく、買い替えやすいものを選びます。詳しくは子犬のベッドの選び方を参照してください。
シニア犬
冷えが関節に負担となることもあります。厚みがあり、出入りしやすい形が向きます。老犬用クッションの選び方や、シニア犬向けのベッドも参考にしてください。
中型犬・大型犬
体重があるため、厚みと中材の復元力を重視します。大型犬は、マット型やサイズの大きいクッション型が向きます。
編集部おすすめの冬用ベッド5選|電気を使わない保温タイプ
電気を使わずに暖かく過ごせる冬用の犬用ベッドから、形と体格の異なる5点を選びました。サイズ展開は商品ごとに異なるため、愛犬の体長に合わせて選んでください。
犬ベッド クッション型 プラッシュ あったか 洗える 中型犬〜大型犬
¥5,380〜(税込)
中型犬から大型犬向けの、洗えるクッション型です。冬は抜け毛や汚れが目立つため、清潔を保ちやすい一枚を探している方に向いています。
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暑すぎにも注意|暖かくしすぎないための目安
冬でも、暖房の効いた室内で厚いベッドに入ると、暑くなりすぎることがあります。次の点に気をつけてください。
- 犬が自分で出入りできる形を選ぶ:暑いときに自分で離れられるようにします
- ハアハアと口を開けて息をする、寝床から出て床で寝るといった様子が見られたら、暑すぎるサインです
- 毛布やブランケットで調整する:寒い日だけ足すなど、取り外せる形にします
- 温度計で室温を確認する:環境省の解説も、温度計・湿度計を使った日常的な管理を勧めています
冬の置き場所は、窓際や出入口の近くを避け、壁際や家族の気配を感じられる落ち着いた場所が向いています。
冬のベッドの置き場所と使い方のコツ
- 床に直接置く場合は、敷物を一枚はさむ:床の冷えをさらに遮れます
- 壁を背にできる位置に置く:背後が守られると、落ち着きやすくなります
- においの移ったブランケットを置く:使い慣れた布があると、新しいベッドにも慣れやすくなります
- 洗濯後はしっかり乾かす:湿ったままだと、冷えの原因になります
暖房器具や電気製品を使う場合は、取扱説明書に従い、周りに可燃物を置かないことが大切です。留守番中は、ペットが近づけない状態にしておくよう、NITEも注意を呼びかけています。(出典:NITE)
よくある質問(FAQ)
犬の冬の寝床は、電気を使わなくても暖かくできますか?
保温しやすい素材、体を囲む形、床の冷えを遮る厚みを組み合わせると、電気を使わなくても寝床を暖かく保ちやすくなります。寒さのサインがある場合は、様子を見ながら調整してください。
犬が寒がっているサインはありますか?
体を小さく丸める、震える、動きたがらない、布団にもぐり込むといった様子が目安です。環境省の解説でも、寒さで健康に支障が出るおそれの目安として震えが挙げられています。気になる場合は獣医師に相談してください。
犬の冬用ベッドは、ドーム型とフチ付きのどちらがいいですか?
丸まって寝る小型犬や寒がりな犬には、体を囲めるドーム型が向きます。体を伸ばして寝る犬や出入りのしやすさを重視する場合は、フチ付きやマット型が向いています。
犬のベッドに毛布を重ねてもいいですか?
取り外せる毛布やブランケットで温度を調整できるため、寒い日だけ足す使い方がおすすめです。暑そうなときは外し、犬が自分で出入りできる状態にしておいてください。
冬用ベッドは、暑くなりすぎることはありませんか?
暖房の効いた室内で厚いベッドを使うと、暑くなりすぎることがあります。ハアハアと口を開けて息をする、寝床から出て床で寝るといった様子が見られたら、毛布を外すなど調整してください。
まとめ
犬の冬用ベッドは、体温を逃がさない素材、体を囲む形、床の冷えを遮る厚みの3つで選びます。電気を使わなくても、この3つがそろうと、寝床を暖かく保ちやすくなります。
子犬、シニア犬、小型犬、被毛の薄い犬は特に寒さの影響を受けやすいため、囲まれる形と厚みを重視してください。暑すぎにも注意し、犬が自分で出入りして温度を調整できる形を選ぶと安心です。冬用ベッドのおすすめを探すときは、愛犬の体長、寝姿、洗いやすさを基準にしてください。
参考・出典
本記事の記載は、次の公的機関・専門機関等の情報を参考にしています。