犬と一緒に寝るベッドの選び方|メリット・注意点と、ベッド脇で眠れる寝床
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犬と一緒に寝るのは、愛犬との距離が近づく一方で、衛生面や寝返りの心配もあり、迷う飼い主さんが多い習慣です。環境省のガイドラインや自治体は、感染症を予防する観点から、ペットと「一緒に寝ない」ことを勧めています。そのうえで一緒に寝る場合は、衛生管理と安全面の工夫が欠かせません。
この記事では、犬と一緒に寝るときのメリットと注意点、安全に添い寝するための工夫、そして一緒に寝ない選択をする場合の「ベッド脇に置く犬用ベッド」の選び方まで解説します。ベッド脇に置きやすい犬用ベッドのおすすめ5点もあわせて紹介します。
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おすすめ商品へ- 環境省のガイドラインは、感染症予防の観点から「一緒に寝ない」「ペットを寝床に入れない」を挙げている。一緒に寝るなら衛生管理が前提
- 注意点は「衛生(ノミ・ダニ・抜け毛)」「寝返り・落下」「分離不安」「アレルギー」の4つ
- 一緒に寝る場合も、犬専用の寝具を用意しておくと、体調や季節に合わせて切り替えやすい
- 一緒に寝ない場合は、ベッドのすぐ横に犬用ベッドを置くと、安心感を保ちやすい
目次
犬と一緒に寝るのは問題ない?まず知っておきたい前提
犬と一緒に寝ることについて、公的機関は慎重な姿勢を示しています。環境省の「人と動物の共通感染症に関するガイドライン」では、イヌやネコがパスツレラ菌・サルモネラ菌などを保菌していることがあるとして、感染経路対策に「一緒に寝ない」「ペットを寝床に入れない」を挙げています。(出典:環境省「人と動物の共通感染症に関するガイドライン」(平成19年3月))
自治体も同様に呼びかけています。千葉県動物愛護センターは「同じふとんで寝ることも要注意」と説明し(出典:千葉県動物愛護センター)、新潟県の長岡地域振興局は「動物と一緒の布団で寝ることも避けましょう」としています(出典:新潟県長岡地域振興局)。
その一方で、実際には愛犬と一緒に寝ている家庭も多くあります。ここでは、公的機関の見解を前提に、一緒に寝る場合にできる衛生・安全面の工夫と、一緒に寝ない場合の寝床の選び方の両方を整理します。
この記事の考え方
体調がすぐれないときは動物との接触を避けることが重要だと、環境省のガイドラインも述べています。免疫力が低下している方や、小さな子どもがいる家庭では、特に慎重に判断してください。また、犬専用の寝床も用意しておくと、体調や季節に合わせて切り替えやすくなります。
犬と一緒に寝るメリットと注意点
一緒に寝る場合に、よく挙げられるメリットと注意点を整理します。
メリット
- 安心感:飼い主のそばで眠れることで、落ち着きやすい犬もいる
- 様子に気づきやすい:夜間の呼吸、震え、吐き戻しなどに気づきやすい
- 寒い時期の保温:体を寄せ合うことで、暖かく感じやすい
注意点
- 衛生面:抜け毛、散歩後の汚れ、ノミ・ダニが寝具に持ち込まれる可能性があります。予防薬の投与と、寝具のこまめな洗濯が前提です
- 寝返りによる事故:小型犬や子犬は、飼い主の寝返りで圧迫されたり、ベッドから落下したりするおそれがあります
- 睡眠の質:犬の動きやいびきで、飼い主が目覚めやすくなることがあります
- 分離不安:常に一緒だと、離れたときに不安が強まる犬がいます
- アレルギー:犬の毛やフケで、人のアレルギー症状が出る場合があります
犬の寄生虫予防や、人側の体調への影響が気になる場合は、かかりつけの獣医師や医師に相談してください。ペットと触れ合った後は、すぐに手を洗うことも大切です。(出典:環境省ガイドライン)
一緒に寝る前に確認したい、犬と飼い主の条件
次の条件に当てはまる場合は、一緒に寝る前によく検討してください。
| ケース | 気をつけたい点 | 対応の例 |
|---|---|---|
| 子犬・超小型犬 | 寝返りでの圧迫、ベッドからの落下 | 犬用のベッドをそばに置き、慣れるまで別寝にする |
| シニア犬・関節が弱い犬 | ベッドへの上り下りの負担 | ステップやスロープを用意する。ドッグステップ・段差クッションの選び方も参考に |
| アレルギーのある家族 | 症状の悪化 | 寝室を分ける、または専用の寝床を寝室の端に置く |
| 小さな子どもがいる家庭 | 衛生と事故 | 犬と子どもの寝る場所を分ける |
| 夜間にトイレが必要な犬 | 粗相・夜鳴き | トイレの位置を決め、防水ベッドを併用する |
夜間に様子が変わった(呼吸が荒い、震える、急に動かなくなった)ときは、自己判断で様子を見ず、獣医師に相談してください。ここに挙げた内容は一般的な情報であり、診断ではありません。
犬が飼い主の布団・ベッドで寝たがる理由
犬が同じ布団・同じベッドで寝たがる理由
「犬が布団の真ん中で寝る」「枕に頭を乗せて寝る」「同じベッドで寝たがる」といった行動には、いくつかの理由が考えられます。
- 安心したい:飼い主のにおいと体温があるため、落ち着きやすい
- 快適な場所を選んでいる:人の寝具は広くて柔らかく、犬用ベッドより好みに合うことがある
- 暖を取りたい:寒い時期は、体温を感じられる布団を選ぶことがある
- 習慣になっている:子犬の頃からの習慣で、同じ場所で寝続けている
布団の真ん中や枕で寝るのはなぜ?
犬が人の布団の真ん中や枕を占領する場合も、多くは「そこが居心地がよい」ためです。しつけだけで解決しようとせず、犬用の寝床を人の寝具と同じくらい居心地のよいものにすると、自然と使ってくれることもあります。使ってくれないときは、犬がベッドで寝ない7つの理由も参考にしてください。
安全に一緒に寝るための工夫
一緒に寝ると決めた場合は、次の工夫で、衛生面と安全面の不安を減らせます。
- ノミ・ダニの予防を続ける:獣医師と相談し、予防薬を継続します
- 犬の足と体を清潔にする:散歩後は足を拭き、定期的にブラッシングやシャンプーをします
- 寝具をこまめに洗う:シーツや布団カバーは、定期的に洗濯します
- 犬専用のブランケットを敷く:犬の居場所を決めておくと、寝具の汚れを減らせます
- 落下を防ぐ:ベッドが高い場合は、ステップやスロープを置き、飛び降りを避けます
- 犬の逃げ場を作る:暑いとき、寝返りが気になるときに、犬がすぐ離れられる別の寝床を近くに置きます
犬と一緒に寝るベッドの選び方|一緒に寝ない場合はベッド脇に犬用ベッドを
一緒に寝ない場合でも、犬は飼い主の気配を感じられる場所だと落ち着きやすくなります。おすすめは、飼い主のベッドや布団のすぐ横に、犬用ベッドを置く方法です。
ベッド脇に置く犬用ベッドの選び方
- サイズ:犬の体長に合う大きさを選びます。測り方は犬用ベッドの選び方で解説しています
- 厚みと反発:立ち上がりやすい厚みと、沈み込みすぎない硬さがあると、乗り降りがしやすくなります
- 洗いやすさ:カバーが外せる、または丸ごと洗えるタイプが、寝室では扱いやすくなります
- においを移す:飼い主が使っているブランケットを一枚置くと、安心しやすくなります
- 高さ:飼い主のベッドの横に置くなら、ベッドの縁と近い高さだと、顔を近づけやすくなります
犬用ベッドの一覧は、クッション型ベッドからサイズや素材で絞り込めます。
編集部おすすめの犬用ベッド5選|ベッド脇に置きやすい寝床
一緒に寝る・寝ないに関わらず、犬専用の寝床があると、夏や体調が気になる時期に切り替えやすくなります。ベッド脇に置いて使いやすい、切り口の異なる5点を選びました。
犬ベッド クッション型 プラッシュ 洗える 中型犬〜大型犬 ドーナツ
¥7,480〜(税込)
フチがあり、体を丸めて眠る犬が落ち着きやすいドーナツ型です。飼い主のベッドの横に置いても、囲まれる安心感を得られます。洗えるので、寝室でも清潔を保ちやすい一枚です。
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犬ベッド クッション型 プラッシュ 防水 小型犬〜大型犬 低反発
¥4,980〜(税込)
低反発で体を支えながら、防水仕様のため、夜間の粗相が心配な犬にも使いやすいタイプです。ステップを使ってベッドに上がる習慣のある犬にも、寝る場所の代わりとして用意しておけます。
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犬ベッド クッション型 コーデュロイ あったか 洗える 中型犬〜大型犬
¥8,080〜(税込)
コーデュロイ素材で、寒い時期の寝室に向く暖かいタイプです。洗える仕様で、毎日使う寝室用の寝床として扱いやすくなっています。
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犬種・年齢別の考え方
一緒に寝る場合の注意点は、犬種や年齢によっても変わります。
柴犬が飼い主の布団で寝るとき
柴犬など、被毛が厚く暑がりな犬は、飼い主の布団の中だと暑くなりやすいため、夏は専用の寝床をおすすめします。涼しい素材は夏用ひんやりベッドの選び方が参考になります。
ポメラニアン・チワワなどの小型犬
体が小さく、寝返りで圧迫されるおそれがあるため、犬用ベッドをそばに置く方法が安心です。小型犬が飼い主の布団で寝るときは、落下にも注意してください。
子犬が寝る時の布団・ベッド
落下やトイレの失敗が起きやすいため、慣れるまでは別寝が向きます。詳しくは子犬のベッドの選び方を参照してください。
シニア犬
関節への負担や、夜間のトイレの頻度が変わることがあります。老犬用クッションの選び方も参考にしてください。
犬が人の布団に来るのをやめさせたいとき
一緒に寝ることをやめたい場合は、急に締め出すと犬が不安になることがあります。次の手順で、少しずつ慣らしてください。
- 居心地のよい犬用ベッドを用意する:人の寝具に近い寝心地のものを選びます
- ベッドのすぐ横に置く:最初は飼い主の寝る位置の近くに置き、少しずつ距離を取ります
- 犬用ベッドで寝られたら褒める:落ち着いて寝られたら、静かに褒めます
- 数週間は続ける:すぐに変わらないこともあるため、焦らず続けます
夜鳴きが続く、体調が悪そうな様子がある場合は、獣医師に相談してください。
よくある質問(FAQ)
犬と一緒に寝るのは、やめたほうがいいですか?
環境省のガイドラインや自治体は、感染症予防の観点から、ペットと一緒に寝ないことを勧めています。一緒に寝る場合は、ノミ・ダニの予防、寝具の洗濯、手洗いを徹底してください。免疫力が低下している方や小さな子どもがいる家庭では、特に慎重に判断し、不安があれば医師や獣医師に相談してください。
犬と一緒に寝ると、ノミやダニが心配です。
寝具にノミやダニが持ち込まれる可能性があるため、獣医師と相談して予防薬を続け、寝具をこまめに洗濯することが大切です。
犬が飼い主の布団の真ん中で寝るのは、なぜですか?
安心できる、居心地がよい、暖かいなどの理由が考えられます。犬用の寝床を居心地よく整えると、自然とそちらを使うようになることもあります。
一緒に寝ないとき、犬用ベッドはどこに置けばいいですか?
飼い主のベッドや布団のすぐ横が、安心しやすい場所です。飼い主が使っているブランケットを一枚置くと、においで落ち着きやすくなります。
子犬やシニア犬と一緒に寝るときの注意点は?
子犬や小型犬は、寝返りによる圧迫やベッドからの落下に注意が必要です。シニア犬は、ベッドの上り下りの負担を減らすため、ステップを用意すると安心です。
まとめ
環境省のガイドラインや自治体は、感染症予防の観点から、ペットと一緒に寝ないことを勧めています。そのうえで、犬の年齢・体格・健康状態、家族のアレルギーや衛生面、飼い主の睡眠への影響をふまえて、家庭に合う形を選んでください。
一緒に寝る場合は、ノミ・ダニ予防と寝具の洗濯、落下防止が前提です。一緒に寝ない場合は、飼い主のベッドのすぐ横に居心地のよい犬用ベッドを置くと、安心感を保ちやすくなります。どちらの場合も、犬専用の寝床を用意しておくと、犬と飼い主の双方が楽になります。犬と一緒に寝るベッドを選ぶときは、サイズ・洗いやすさ・厚みの3つを基準にしてください。
参考・出典
本記事の記載は、次の公的機関・専門機関等の情報を参考にしています。